『原付のタイヤがパンクした!』
そんな時にお読みください

当店でもパンク修理のお問い合わせはとても多いです。

特に冬はなぜかパンクしまくります。

パンクは突然見舞われると非常に困りますし、危険です。

 『最後に空気をいれたのいつ?』

突然ですがこの質問に答えてください。

『タイヤに空気を補充したのはいつですか?』

この答えが「半年以上前」や「記憶にないほど前」なら

そのタイヤは修理の必要がない可能性が高いです!

空気が抜けただけ!?なら入れるだけ!!

タイヤの空気は自然と減ります!

しばらく空気を補充していないのなら

まずはスタンド行って空気を入れましょう!

それでも抜けるのならパンク修理の必要があるということです。

空気の入れ方がわからない人はこちら↓
誰でもできる簡単メンテナンス
空気圧をチェックする

 

原付タイヤのパンク原因トップ4

ここでバイクタイヤのパンク原因をランキングでまとめてみます。
あくまで当店調べなのでご了承ください。

4位 クギなど異物が刺さった

原付タイヤ クギでパンク
イメージではとても多そうですが、意外と少ない原因が『なにかが刺さった』です。
クギなどの金属片が運悪くタイヤに刺さるとパンクしてしまいます。

対処方法

バイク屋さんでパンク修理を依頼しましょう。

このときに迷うのが

『刺さった釘をぬくべきか否かです』

クギを抜くとエアが一気に抜けるので走行が困難になりますし、ならばとクギを抜かずに走ると新たな穴があいてしまう恐れがあります。

ケースバイケースになりますので刺さった場所や向きなどで判断するしかないです。

私の個人的意見としては、

抜かずに速やかにバイク屋さんに持ち込むのがいいと思います。

クギが刺さったような綺麗な穴なら修理ができますので、数千円程度で直ります。

状況によってはタイヤ交換が必要になる場合もあります。

防ぐ方法

長いクギなどは防ぎようがありませんがなるべく未舗装道は走らないこと。

タイヤが減りすぎてツルツルの状態だとちょっとした突起物でも穴があきます。

タイヤが減ったら早めに交換をして防ぎましょう。

3位 タイヤ側面の亀裂

バイクタイヤ 側面ヒビ
意外と多いのがタイヤの側面のひび割れ。経年劣化で徐々に進行します。特に空気圧が低いと起きやすいです。

対処方法

タイヤの亀裂は修理ができませんので、タイヤ交換になります。

バイク屋さんに持っていき交換をしてもらいましょう。
タイヤ交換の価格表はこちら

防ぐ方法

経年劣化で起きるひび割れですので、なるべく雨ざらしにしないこと

あと空気圧が低い状態のままにしておくと起きやすいので、

空気圧を適正に保つことで防ぐことができます。

2位 エアバルブの亀裂

原付タイヤエアバルブ
これも結構多い原因になります。
エアバルブは経年劣化で固くなりいずれ亀裂が入ってきます。

対処方法

こちらもバイク屋さんに依頼しましょう。

亀裂がひどいときはエア漏れがなくても交換しときましょう。

タイヤ交換時に一緒にやると安上がりです。

タイヤが減ってきているならタイヤ交換とバルブ交換をセットでやると安心ですし、お得です。

防ぐ方法

これも経年劣化で起きるひび割れなので、なるべく雨ざらしにしないこと

空気を入れる際やU字ロックをつける時など必要以上に曲げたり力を加えないようにする。

ひび割れが出始めたら早めに交換をする

1位 空気の自然減

晴れある第1位が自然と抜けただけ?ではかなりの肩すかしかもしれませんが、これが一番多い原因です。
しかもダントツ1位です!当店に持ち込まれる「パンクしたかも」の半分以上はこれです。

自然と抜けただけですから空気を補充するだけでオーケーなことがほとんどです

タイヤの空気は自然とぬける!

しかもガンガンぬける!

当たり前すぎて意外と忘れがちなことですが、

『タイヤの空気は自然と抜ける!』のです。

タイヤの空気圧は1ヶ月で10%抜けると言われています。
原付スクーターでしかも寒い冬季では一月で15%くらい抜けてもおかしくないです。
仮に一月15%抜けたら、6ヶ月後にはほとんど空気が残ってないのが自然です。

最後に空気を入れたのは半年以上前

最後に空気を入れたのが半年以上前ならほとんど抜けちゃってます!
でも抜けてることに気づかない!

ほとんど空気が入ってない状態でも走行できてしまうので抜けてることに気づきません。

厳密に言えば最高速度も落ちますし、ハンドリングもかなり悪化するので症状は出ています。

毎日乗っていると少しずつの変化には気づきにくいのかもしれません。

でも確実に抜けてますので補充しないと空気はほとんど抜けきってます!

突然エアが抜けたと勘違いする理由

空気の自然減があることはご理解いただけたと思います。

では自然減で空気が抜けただけなのに、みなさん言われるのが「突然抜けた!」「朝は抜けてなかった。」です。

こうおしゃられるのは間違いではないのですが、少しだけ誤解があると思います。

正しくは『空気が抜けていたので走行中にタイヤがホイールからずり落ちた。』です。

原付タイヤ パンク

ホイールからタイヤがずり落ちた状態

バイクのタイヤは空気圧によってタイヤをホイールに圧着・密着させています。

そして空気が抜けるとタイヤがホイールに張り付く力がなくなりますので、何かの拍子にタイヤがホイールから落ちてしまいます。

何かの拍子とは走行中に段差を越えたり、右左折するために車体を倒した時など色々です。

空気が抜けていき限界に達すると、突然タイヤはホイールから外れてしまうのです!

突然ですから「あっ、パンクした!突然空気が抜けた!いま抜けた」と勘違いしてしまうのです。

対処方法

近くのスタンドで空気を入れてもらいましょう!

では突然の限界突破でタイヤが落ちてしまったらどうすればいいか。

(タイヤが落ちたと言ってもホイールから取れ落ちるわけではありません。タイヤのリムが落ちるだけですのであしからず)

自然と空気が抜けただけなので空気を入れてもらいましょう!

近くのスタンドやバイク屋さんなどで大丈夫です。

状況が悪くタイヤが変形してしまっていると再度エアを入れずらいことがあります。

その場合は慣れているバイク屋さんにお願いしたほうがいいですが、まずは最寄の空気が入れられる場所でエアの補充をしてください。ガソリンスタンド

 防ぐ方法

空気を補充するだけです!

空気はどんどん抜けていくと諦めて、2、3ヶ月に一度は必ずエアの補充をしましょう!

まとめ タイヤがパンクしたら

まずは『空気の自然減を疑い』空気を補充すること。

実際の行動は・・・

  • まず異物が刺さってないかチェックする
  • タイヤとエアバルブににひび割れがないか見る
  • とりあえず最寄のスタンドで空気を補充してみる
  • 最後はバイク屋さんに修理を依頼する

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空気圧を保っていれば良いことだらけ!

タイヤの空気を入れることって面倒な作業ですが、たまに入れるだけでほとんどのパンクの予防ができます。
そして何より気持ちよく走るため、加速は軽快になりますし、最高速も伸びます、燃費も向上します。
スタンドで簡単に補充できるので空気入れを日課にしてください。

原付バイク専門店 仙台東ライダース

 

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