皆さん、知らず知らずに罪をおかしちゃってませんか?
今日はバイク乗りの皆さんへ注意喚起のお話です!
原付とかバイクに乗っていて何気なくやっている行動、
それ実は違反になってますよっていう危ない行為を5つピックアップしました!
知らずに違反を犯さないように是非最後までお付き合いください!
目次
①イヤホンは違反?
一つ目は、
イヤホン付けてバイク乗ったら違反になるのか?
です。
イヤホン自体はOK?
ズバリ言います!
イヤホン自体は違反ではありません!
ただし使い方や場所によっては違反になります!
具体的にご説明します。
道交法で禁止してる?
実は道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止している文言はありません。
つまりイヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではないのです。
ただ、各都道府県で定められている道路交通規則などで、イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。つまり都道府県によっては、条例や規則違反となって罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です!
宮城県の例
一例として我が宮城県の規則を見てみますとこんな感じです。
宮城県道路交通規則 第14条(運転者の遵守事項)第11号
「高音量でカーラジオ、カーステレオ等を聞き、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽を聞くなど、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。」
簡単に言うと、
危ないから大音量で音楽聞きながら運転しちゃだめ!ってことです。
緊急自動車のサイレンやクラクションの音が聞こえなければ、交通事故につながるおそれがありますからね。
つまり、イヤホンを付ける付けないというのが問題ではなく周囲の音が聞こえるか聞こえないかというのが本質になります。
尚、取り締まりの基準は警察官の判断に委ねられることになりますので、イヤホンで音楽を程よい音量で聞いていても取り締まりを受ける可能性もあります!
周囲の音が聞こえないはダメ!
つまり周囲の音が聞こえる状態で運転する事を妨げるかどうかがポイント!
片耳ならいいOKとか骨伝導ならいいとかいう事でもなく、周囲の音が聞こえる状態で運転する事を妨げると判断されてしまうと違反になるということです!
後は各都道府県で規則や条例が違うのでそれぞれの地域にお確かめください。
イヤホンは状況次第では違反になる可能性がありますし、安全に走行するためにはしない方がいいと思います!
②スマホは見るだけで違反?
2つ目はスマホです。最近ハンドル回りにスマホホルダ付けてる姿見かけますよね?
スマホに関しては実は2019年12月から罰則強化されて状況によっては即免停っていうのもありえます!!
スマホ使用はどこまでがOKでどこからが違反になるか、是非一緒にチェックしていきましょう。
操作したら当然違反!
まずは当たり前ですが走行中にスマホを操作したり、手に持って通話したりするのは違反になります!
では、スマホホルダーに装着した状態でどこまでOKかってことですが・・・
ズバリ言います。
マウントしたスマホを操作したら違反です!
そして見てるだけでも違反になります!
見るだけでも違反!?
見てるだけでも違反になるならカーナビなんて一切使えないじゃないか!?
そう思ったアナタ、安心してください。
違反になるかどうかは見方によります!
違反になるかもしれないダメな見方というのが
注視です!
注視してはダメ!
注視ってなんだよ?って事になりますので詳しく説明していきますがまず注視とは以下の意味になります。
注視とはつまり、じーっと見ているってことですね。
例えば、ナビで曲がる所を確認するために画面をしばらく見てしまったら注視となり、違反になる可能性があります。
(これもイヤホン同様に現場の警察官の判断なので)この注視に何秒とか細かい線引きはありません。
現場の警察官が「注視していた」と判断した場合には違反切符を切られてしまう可能性があります。
信号待ち中のスマホは?
ちなみに、停止中であればながら運転の罰則対象にはなりません。
そのため信号待ちで完全に停車していれば、違反には該当しません。
それでも、少しでも動くと違反になる可能性がありますし、
信号待ちで止まっているとはいえ注意が不十分になり、運転に集中している状態とは言えないので、
停止中でもスマホ操作は極力控えましょう!
スマホ、極力見ない!触らない!
走行中はスマホをいじったら違反!注視しても違反!
ナビを一瞬見る程度ならOKです。
信号待ちの時でも違反にはなりませんが、安全運転のためには操作や注視を控えることをオススメします。
③その右折方法、違反です!
3つ目の違反に該当するかもしれない行為は間違った右折方法です!
一見良さそうなのに、実はやってはいけない右折方法があります!
それは、二段階右折です!
二段階右折とは?
二段階右折自体がわからない人はいると思いますので超簡単に説明しますと片側3車線以上の交差点では原付1種50cc以下の二輪車などは二段階右折をしなければいけません。直接小回り右折せずに、直進して方向変えて直進するっていう右折方法になります。
持って詳しく知りたい人は以下の動画をご覧ください
50ccだけの特権!
原付ライダーの足枷とも特権とも言える二段階右折が違反ってどういうことでしょうか?
ポイントは!まさにそこなんです!
原付ライダーの特権なので、原付以外で二段階右折をすることは違反になるってしまします。
原付2種や250cc、またはそれ以上大型二輪車では二段階右折はしてはいけません!
まさに我々原付ライダーだけに許された必殺技というこうとです。
交差点右左折法違反!
稀に右折レーンがめっちゃ混んでて二段階右折したほうが速いじゃんってことありますよね?
車線変更するタイミング逃してちゃった時とかも二段階右折できればなーことも。
ですが原付二種以上で二段階右折をやると違反です!交差点右左折法違反になります!
車体の大きなバイクで2段階右折した場合、後続車両の妨げになったりとか危険ですからね。
④原付2種でも2人乗り禁止!?
4つ目は二人乗りについてです。これも知らずに違反してしまうことがあります。
ちなみにご存知かと思いますが、50ccでは当然どんな状況でも二人乗りはダメです!
なので今回は原付2種以上のバイクの話になります。
125ccもで二人乗りNG!?
原付2種とか250ccとかそれ以上の大型バイクとかは二人乗りは基本OKですが出来ない場合があります。
- (原付2種以上の)免許取得から1年の間
- バイクに二人乗り用の装備がない車両
この2パターンです!
免許取得から1年の間
普通二輪免許などを取得してから1年間の間は初心運転者という扱いになります。
この間は2人乗りが出来ない期間となります。
二人乗りしたいーってバイク買っても1年間はおあずけです。
1年我慢してください!
二人乗りの装備がない車両
二つ目はバイク自体に二人乗り用の装置が備えられていない場合です。
具体的には後ろに乗る人が足をのせるステップやグラブバーなどの掴む装備のことです。
免許があって、年数も経ってる、排気量も51cc以上だけどバイクによってはダメってこと!
最近ではモンキー125なんかも一人乗りのバイクにあたります。
ちなみに高速道路での二人乗りは
運転者が20歳以上で、普通二輪免許または大型二輪免許取得後3年以上
でなければなりませんので、ご注意ください。
【まとめ】二人乗りできる条件
2人乗りするためには免許取得から1年以上、51cc以上のバイクで二人乗り用の装備が必要です。
これらを守らないと違反になってしまいますので注意しましょう!
⑤それ整備不良ですよ!
最後は知らずに整備不良になってますよ!今すぐバイクを確認してみてくださいね!って話です。
いくら悪気がなくても違反になっちゃうのが整備不良!
もちろん違法改造とかしたら整備不良になるのは明らかですが、知らずに違反になるのは防ぎたいですよね?
大丈夫です!明確な防ぎ方がありますので見ていきましょう!
ライト切れ注意!
整備不良による違反になってしまうケースで一番多いのはライト切れです。
夜にヘッドライトが付かずに走っている原付たまに見ますが当然これは違反になります。
あとは、自分では気が付きにくいので警察に止められてから初めて知ったってことが多いのがテールライトです。
ヘッドライトと違って自分では走行中見えないですからね。
気が付かなかったでは済まない!
しかもテールライトはブレーキランプと常時灯を兼ねているのでそのどちらが点かないだけで違反になります。
ライト系は昼間は気が付きにくいですが、バイクの日常点検として自分で確認しないといけないことです。
あとはスピードメーター不良も意外と多い違反になります!
スピードメーターも動かないまま走ってると白バイに横に付けられて違反取られたって話がありあすので要注意です。
その他だと、ホーンがならなくなってるバイクも多いかもしれません。
安全に走るためにも知らなかったでは済まないのがこれらの整備不良になります。
日常点検で防ごう!
灯火類・ホーン・ブレーキ・タイヤの空気圧など日常点検は怠らないようにしましょう。
そして今すぐに愛車のホーンが鳴るか、テールランプが点くかを確認してみてください。
整備不良による違反は日常点検や定期点検で防止して安全走行に努めましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
皆さん、知らず知らずに罪をおかしちゃってませんでしたか?
ついやってしまうかもしれない違反5選のおさらいです。
- イヤホンはしないほうがいい!
- スマホは触っちゃダメ!注視ダメ!
- 二段階右折は原付だけの特権!
- 二人乗りは免許取得後1年後から!
- 整備不良は日常点検で防ぐ!
これらを守ってこれからも安全運転を心がけ、違反を防ぎましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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