ヤマハVOX(ボックス)のバッテリー交換・・
自分でやってみよう!
そう決意したアナタへ
この記事の目的は・・・
簡単なバッテリー交換方法を知り
交換作業の注意点も知り
失敗しない、おすすめバッテリーを知り
自分でやってみる!
これです。是非参考にしてください。
目次
VOXのバッテリー交換方法
ヤマハのVOXは型式(SA31J)になり細かい型式の違いはありませんので全年式共通になります。
バッテリー交換に必要なもの
- バッテリー
- プラスドライバー
- 軍手や作業用の手袋
VOXのバッテリー交換は比較的簡単ですので工具は安価のもので充分です。
バッテリー交換の手順
VOXバッテリー交換手順は以下の5つになります。
- 新しいバッテリーを準備する
- カバーを外してバッテリーを見つける
- バッテリーを取り外す
- バッテリーを取り付ける
- カバー類をもとに戻す
ざっくり分けますとこの5項目になります。
順番に説明していきます。
1、新しいバッテリーを準備する
まずは新しいバッテリーの手配と準備です。
VOXのバッテリー品番は5L-BSになりますが、いざ選ぼうとすると種類がありすぎて迷ってしまうと思います。
今回は当店が厳選した2つのバッテリーをご紹介しますので是非お試しください。
注意!液補充済で充電済のバッテリーを買ってください。

液を補充し初期充電をしている様子
バッテリーは最初に電解液を入れて初期充電をしないといけません。
それらが終わった状態の完成品で送られてくる
【液補充済み】&【初期充電済み】の商品を買ってください!

初期充電済みのバッテリーを購入してください。
バッテリーはピンキリ、粗悪品には注意!
バッテリーは多くのメーカーがあり、中には粗悪品も実際あります。
初期不良が多かったり最初良くても数ヶ月しか持たなかったり色々な不良が出ます。
当店でも様々なバッテリーを試しましたが安いのは安いなりです。
保障が付いているからと安心して値段だけで選ぶのはダメです!
オススメのバッテリーはこの2つ
原付バイク専門店が厳選したバッテリーはこの2つです。
コスパの台湾YUASA、
品質重視の古河電池です。
バッテリーは価格だけで選ぶと粗悪品にあたることがありますので最低限台湾ユアサをオススメします。
この2品は液注入済み・初期充電済みで送られてくるのですぐ使えます。
2、カバーを外してバッテリーを見つける
いよいよ作業に取り掛かります。
VOXのバッテリーはメットインボックスの中に格納されています。
バッテリーボックスのカバーを外してバッテリーを見つけましょう。
バッテリーはメットインボックスの中ここです。
画像を参考にまずプラスドライバーでネジを2本外します。
次にカバーを外します。
手で引っ張れば取れますので簡単です。
するとバッテリーがお目見えです。
3、バッテリーを取り外す
まずはバッテリーに接続されている配線を外すのですが順番や向きには注意が必要です。
※バッテリーを外す前にエンジンを切り、念のためキーは抜いておいてください。
配線がちいさなボルトで固定されているのでドライバーで外します。
画像の左側がマイナス線、カバーが付いている右側がプラス線になります。
バッテリーの取り外しは必ずマイナス側から行ってください!ドライバーで固定ネジを取り外すだけです。
注意!外すときはマイナスから!
バッテリーには+(プラス)と-(マイナス)の二つの線が接続されています。
外す時は必ず-(マイナス)からにしてください。
なぜマイナスからなのか、理由は省略しますが要は火花が出たりヒューズが飛んだりするのを防ぐため。
(逆に取り付ける時は+からになります。)
マイナス側の配線が取り外された状態。同じようにプラス側も外します。
マイナス線を外したら、同じようにプラス線も外します。
どちらの線も外れたらバッテリー本体を取り外すだけです。
4、バッテリーを取り付ける
新旧バッテリーを入れ替えるだけです。
基本的に取り外しの逆をすればいいので簡単です。
新品バッテリーを車体に取りつけます。-と+の向きは絶対に間違わないようにしてください!
※番外編
万が一プラスとマイナス逆につけちゃったら・・・
プラス、マイナスは絶対に間違わないようにしてもらいたいのですが、万が一間違ってしまったらの対処方法も念のためご紹介します。
プラス・マイナス間違ったらヒューズが切れる!
プラマイを逆に付けてしまうとヒューズという部品が切れてしまいます。
これは間違った電流が流れた時にその先の電子部品などを守るため電気回路を遮断するためです。
つまり
あなたのミスが原因でバイクが壊れてしまうのを、ヒューズが身を犠牲にして防いでくれるというわけです。

この方向で付けるとプラス・マイナス逆です!!
切れたヒューズは交換すればOK
切れたヒューズは二度と使えませんので交換します。
ヒューズはバッテリーのすぐ隣に入ってます。
ヒューズBOXを開けて切れたヒューズを取り出します。
上に引き抜くだけですが、手で抜けない場合はラジオペンチを使うと簡単に抜けます。

取り外したヒューズ
VOXにはスペアヒューズは車載されていません。
切れた場合は同じアンペア・サイズのヒューズを用意してください。

VOXのヒューズは15Aになります。
ヒューズは必ず同じアンペアを使ってください!
取り付ける時はプラスから!
本題に戻ります。
バッテリーを取り付ける時は必ずプラス線からにしてください!
外す時の逆になりますので注意です。
プラス側のみ取り付けた状態。取り付けは+(プラス)からです!
+を取り付け終わったら-も付けましょう。
配線の取り付けが終了したらこの時点でキーをさして電源が入るか確認しましょう。
キーをオンにしてウィンカーやホーンが正常に動くか操作してみてください。
ウィンカー、ホーン問題なければセルスターターも試してみましょう。
力強くエンジンがかかってくれるでしょうか?
5.カバー類を元に戻す
バッテリーの取り付けが終わり、問題なく動くことを確認したらカバー類を元にもどしましょう。
外したモノを取り付けていくだけなので悩むことはないと思います。
蓋をして、ネジを閉めるだけなので簡単です。
ネジ2本も忘れずに取り付けます。
以上でバッテリー交換完了です。
古いバッテリーの処分は適切に!
外した古いバッテリーは各自治体の法令に遵守して適切に処分してください。
当店では持ち込みなら無料でバッテリー処分していますのでお近くのバイク屋さん等にに聞いてみてもいいでしょう。
作業は換気をしっかり行い+と-の向きや順番に注意して安全に行ってください。
VOX用オススメバッテリーはこちら↓
※コスパで選ぶなら台湾ユアサ、品質・長持ち重視なら古河電池で決まりです!
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