モンキーに乗ってる人
中古のモンキー検討中の人

原付バイク専門店が
モンキーの生きた情報をギュッとまとめました。

原付専門店 店舗

中古車選びの予習に・・

愛車のメンテ、カスタムの参考に・・

モンキーってこんなバイク!

 

乗って移動ができるホビー
プラモデル感覚でいじれる走れる

まずはモンキーの基本データーを押さえておきます。

余計な諸元表は省いて現実的に知りたいデータのみに絞りましたので参考にしてください。

モンキー (Z50J/99年式)
モンキー製造期間 1962年~2017年
燃費  90km/L(カタログ値)
実燃費 約40~50km/L(現実的な数値)
タンク容量 4.5L
総重量 63kg
馬力 3.1PS
最高速(ノーマル) 約50~55km/h
前タイヤ(交換料金) 3.50-8 (8000円)
後タイヤ(交換料金) 3.50-8 (9000円)
バッテリー 4A-5または4A-BS
新車価格(1999年) 189.000円(税込み)

※タイヤ交換料金は【工賃込みの当店価格】なので参考価格になります。

データの中で特筆すべきはタイヤの小ささと総重量の軽さですね。

モンキーの長所

運べる、乗れる、いじり倒せる

少年の心を忘れない大人達の玩具

  • カスタムパーツの数は原付随一
  • いじり倒して遊べるバイク
  • スーパーカブ譲りの低燃費エンジン
  • スーパーカブ譲りの超耐久エンジン
  • 場所を取らない
  • ハンドルを折りたたみ持ち運びできる
  • シート高が低く足つき抜群

 

 

モンキーの短所

盗難されやすい原付ナンバー1

  • 盗まれやすい
  • 収納スペースがない
  • 車体が小さく安定感は劣る
  • 加速はスクーターに負ける

モンキーがピッタリな人

趣味と移動手段を一気に手に入れる

  • いじって走って楽しめるおもちゃが欲しい
  • 趣味と移動手段を同時に手に入れたい
  • ミニバイクカスタムで遊びたい
  • 置き場所が狭い、玄関内や高階層に置く
  • 燃料代を節約したい

 

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MONKEY 初めてのカスタム

モンキーはカスタムパーツが豊富なのでいじって遊ぶにはもってこい。

原付専門店が厳選した初心者にもおすすめのカスタムパーツをご紹介します。

リセール時にもマイナス査定ににならない考慮もして選びましたので是非お試しあれ。

マフラー交換

ノーマルはアップマフラーの静かな奴ですが、それを社外マフラーに変えると『別のバイクに生まれ変わった?』ように迫力が増しますのでオススメです。

マフラーは交換作業も比較的簡単ですので是非トライしてみてください。

※注意マフラー根本のナットは錆びついて取れにくい事や最悪折れたり舐めたりするので整備に自信がない人はバイク屋さんで交換してもらいましょう。

根本のネジはサビてると折れたりするから注意です!

モンキーおすすめマフラー

デイトナ
スポーツUPフルエキゾーストマフラー

デイトナ(DAYTONA) スポーツUPフルエキゾーストマフラー ステンレス

言わずと知れたバイクパーツの一流メーカー、デイトナです。

モンキーはUPマフラーでしょ!って人多いと思います。(私もその一人)

がっちりフルカスタムするのも有りですがノーマルルックを残しつつ少しだけ音に迫力をつけたい!
そんな控えめな大人なカスタムにピッタリなのがこれデイトナのUPマフラーです!

価格も控えめですが質感十分でステンレスでサビ知らずです。

この完成度でこのお値段はコスパが高い優良品、オススメです!

注意!

こちらの商品はキャブ車のモンキー・ゴリラ用ですのでFI車は不可です。

自分のモンキーがキャブ車かFI車かはわかりますね?

もしわからない人は自賠責の書類を見て車台番号を見てください。

車台番号AB27ー19番台以降
FI車になりますので不適合です。

Z50JやAB27-18番台まで
キャブ車ですので適合します。

ヨシムラ サイクロン
SIDEWINDER

続いては名器、ヨシムラサイクロンSIDEWINDERです。
マイルドな音質でありながら低音を効かした迫力の排気音となっております。
チタンサイレンサーは眺めるだけでウットリ、もはや芸術品でしょうか、これは。

※モンキーのFIに適合です。

注意!

マフラーを社外品に交換しても純正マフラーは捨てずに持っておいてください。

いざ売却しようと査定に出したときに社外マフラーのみだとマイナス査定になります。

逆に純正もあり、社外品がいい状態で装着されていますとプラス査定なので是非保管しておいてください。

シート交換

モンキーの純正シートはフカフカで座り心地も良く優秀なシートです。

ただ、シートとハンドルの位置関係のバランスが少し悪くハンドルが低く感じてしまうかもしれません。

シートを変更するとガラッと印象が変わりますし、全体のバランスが整うのでオススメです。

当店おすすめシート

キタコ TLシート タックロール



キタコ(KITACO) TLシート Type3 モンキー(MONKEY) タックロール/ブラックパイピング

ミニバイクの有名パーツメーカー、キタコ社製です。

当店でも何度か扱いましたが質感はそれなりですが驚きの低価格です!

シート変更は印象が大きく変わりますので気分一新するにはオススメです。

ただしクッション性が落ちますので長距離走行時はお尻が痛くなるかもwww

注意!

シートもマフラー同様にリセール時にはノーマルパーツがあったほうが査定がいいです。

純正シートも捨てずに大事に保管しておきましょう。 

 

モンキーを長く乗るための必須メンテ3つ

モンキーはミッション車なのでスクーターとは整備内容も異なります。

当店でモンキーの整備、メンテ経験を元に気をつけたい整備のツボをご紹介します。

オイル交換

モンキーは4サイクルエンジンなので定期的なエンジンオイル交換が必要です。

オイルはバイクの血液で走行しなくても劣化や汚れが進みます。

半年に1度は最低限オイル交換をお願いします。

 

詳しくはコチラのページもご覧ください↓
オイル交換 頻度や料金、やらないとどうなる?

チェーンの調整

モンキーはチェーン駆動になりますので定期的なチェーン調整が必要です。

走行すると少しずつドライブチェーンは伸びていきます。

伸びてたるんだチェーンは走行中に外れる恐れがありますので確実に調整しましょう。

頻度はオイル交換の度に見てもらうのがオススメですが長距離を乗る方は常にチェーンのたるみを自己チェックしてください。

洗車、サビ予防

モンキーはメッキ部品が多く金属のプラモデルのようなマシンです。

その金属部分が錆びついてきてしまうと一気に見た目の劣化が酷くなります。

たまに洗車をしてさらにコーティング剤などでサビ予防を心がけていきましょう!


ワコーズ バリアスコート プラスチック、塗装、金属の洗浄・保護・コート剤 300ml

当店の中古車仕上げにも使っているバリアスコートは超絶オススメです。

ビカビカになる上、ガラス系のコーティングで保護効果が持続します。

価格は高いですが上質でかなりの年数持ちます。

当店で毎日中古車仕上げに使って半年くらい持つのでご家庭で一台のバイクへ利用するならたぶん10年持ちますwww

中古車選びのコツ、要チェック項目

モンキー50は絶版車ですのでこれから手に入れるには中古車を選ぶことになります。

当店が買取査定する時に重視するモンキー特有の弱点や注意項目をご紹介します。

中古車を選ぶ際には参考にしていただきグッドコンディションのモンキーを見つけてください。

モンキーの中古選び、重点的に見るパーツ

  • フレームナンバーのチェック
  • タンクの凹み、サビ
  • ハンドルの曲がり
  • タイヤの状態
  • フロントフォークの状態

フレームナンバーの打刻や番号チェック!

※注意
モンキーは最も盗まれやすい原付です。
フレーム番号を消されたり、打刻されたりしている車両も紛れ込んでいる可能性があります。

他にもモンキーはプラモデルのように社外部品を組み立てて作ることが出来るバイクです。

フレームが社外品だともはやそれは、

ホンダのモンキーではありません!

リセール時も大幅に査定ダウンになりますのでフレームナンバー(車台番号)が正規のものかチェックしましょう。

ハンドルを右に切り、フレームに刻印されている番号を見てみましょう。

純正の車台番号はZ50J-やAB27-になります。

MkPZ2F000ET00000こんな感じの数字は
社外品のフレームですので注意です!

タンクの状態

モンキーのビジュアルで最も重要なパーツの一つがこの燃料タンクです。

タンクがピカピカだとバイク全体が映えて全体の印象に大きく影響するのでタンクの状態は重要です!

中古車なので少々のキズには目をつぶりましょう。

大きな凹みがないかをチェックします。

タンクの中身は超重要!

モンキーはタンクが錆びやすい車種ですのでタンクの中身をチェックします。

錆びているタンクは直ちに故障がでなくても先々に不調の原因になりますので必ず確認してください。

ハンドルの曲がり

この目線で上から見ると確認しやすいです!

モンキーのハンドルは左右独立した折りたたみ式ハンドルです。

その形状の影響もあり転倒などでとても曲がりやすい部品です。

バイクを見る際は必ず注意して見て下さい。

タイヤの状態

次はタイヤですがモンキーのタイヤは特徴的なブロックタイヤになります。

さらにチューブタイプのタイヤで合わせホイールですので工賃も少し割高になります。

スクーターと比べるとタイヤ交換料金は倍近くするのでタイヤの状態はあらかじめチェックしておき、減っているものは交換してくれるのか、お金はどちら持ちなのかもはっきりと聞いてみましょう。

フロントフォークの状態

フロントフォークは前輪の車軸とサスペンションを担う重要パーツです。

曲がりなどのチェックとサビ具合のチェックを是非してください。

モンキー まとめ

  • モンキーの長所は低燃費、超耐久、遊びの幅
  • モンキーの短所は盗まれやすい
  • モンキーは趣味と移動手段、両方欲しい人にピッタリ
  • 最初のカスタムはマフラーとシートがオススメ
  • メンテはオイル交換、チェーン調整、サビ予防は必須
  • 中古車選びはフレームナンバー、タンク、ハンドル、フォーク、タイヤを重点チェック

以上がモンキーのご紹介になります。

長文読んでいただきありがとうございました。

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