中古のMAGNA50検討中の人
原付バイク専門店が
マグナ50中古の選び方やコツ
生きた情報をギュッとまとめました。
目次
MAGNA FIFTYってこんなバイク!
このページの目的は・・・
中古のマグナ購入検討中の方が
マグナ50はこんなバイクと知り
マグナの長所と短所を知り
マグナの中古車選びのコツを知り
もっとマグナが欲しくなる!
そんなページです。
原付免許で乗れるアメリカン
50ccとは思えない迫力サウンド
まずはマグナの基本情報をまとめた表をご覧下さい。
マグナ50 (AC13) | |
年式 | 1995年~2007年 |
燃費 | 105km/L(カタログ値) |
実燃費 | 約50km/L(現実的な数値) |
タンク容量 | 8.0L |
総重量 | 96kg |
馬力 | 3.9PS |
最高速(ノーマル) | 約60km/h |
前タイヤ(交換料金) | 80/100-16 (8000円) |
後タイヤ(交換料金) | 4.50-12 (9500円) |
バッテリー | 4A-5または4A-BS |
新車価格(2007年) | 315.000円(税込み) |
※タイヤ交換料金は【工賃込みの当店価格】なので参考価格になります。
燃費は【カタログ燃費】と【実燃費】の2つがあります。
実際の公道走行では実燃費に近い燃費数値になるはずなので月々のガソリン代を計算したいときは実燃費を用いてください。
データの中で特筆すべきは燃費性能とタンク容量のデカさです!
つまり一回の給油でかなり遠くまで行けるということ!
ツーリングもさらっとこなしてくれる頼れる原付です。
マグナ50の長所
デカイ車体に迫力サウンド
大容量タンクと低燃費エンジンの最強コンビ
マグナ50を購入検討中の方はやはりその見た目に大きな魅力を感じているはず。
しかし、マグナ50は見た目だけではなく耐久性や燃費性能も非常に高いものを持っています。
以下にマグナの長所をまとめましたので見ていきましょう。
- 原付トップクラスのデカイ車体
- 迫力の排気音
- スーパーカブ譲りの低燃費エンジン
- スーパーカブ譲りの超耐久エンジン
- 8L大容量の燃料タンク
- セルスターターで楽々始動
- シート高が低く足つき抜群
- カスタムパーツ豊富で遊べるバイク
マグナ50は見た目の豪華さや音の迫力もさる事ながら、タンクの大きさやセル付きの便利さ、そして何よりあのスーパーカブ譲りの超耐久・超低燃費のエンジンを持っている非常に優れた原付バイクであることがわかります。
マグナ50の短所
収納スペースがなく、防犯は手薄な印象
マグナの短所、弱点もご紹介していきます。
- 荷物が詰めない
- 操作が複雑、慣れが必要
- 防犯装置が手薄
- 加速はスクーターに負ける
まずマグナにはスクーターに当たり前に付いているメットインスペースなどはありません。
つまり荷物を積むことができないということです。
メットホルダーは付いていますがヘルメットは基本持ち歩いたほうが無難です。
そしてもう一つは防犯装置が若干手薄な点です。
ハンドルロックは付いているのですがキーシャッターやタイヤロックなどはありません。
心配な方は後付けのワイヤーロックんなどを付けるようにしましょう。
マグナ50がピッタリな人
初めてのギア車にピッタリ、遊びと実益を両立!
次はマグナ50がぴったりな人をまとめてみます。
- 月々のガソリン代を節約したい
- ギア車の入門用に
- ミニバイクカスタムで遊びたい
- 長距離の通勤通学
- スクーターが苦手跨るタイプの原付がいい
低燃費で耐久性も高いので長距離の通勤通学にはもってこいです。
さらにカスタムやプチツーリングなど楽しみ方も豊富なバイクですので遊びにも使いたい!
次のステップアップのためギア車の入門用にする人も多い乗りやすい原付でもあります。
中古車選びのコツ、要チェック項目
マグナは絶版車ですのでこれから手に入れるには中古車を選ぶことになります。
当店が買取査定する時に重視するマグナ特有の弱点や注意項目をご紹介します。
中古車を選ぶ際には参考にしていただきグッドコンディションのマグナを見つけてください。
マグナの中古選び、重点的に見るパーツ
マグナはスクーターではなくミニバイクタイプの原付ですので特有の弱点やチェック項目が存在します。
以下に最も重要なチェック項目4つを挙げましたので是非参考にしてください。
- タンクの凹み、サビ
- ハンドルストッパーの破損
- タイヤの状態
- フロントフォークの状態
それでは一つ一つ詳しく見ていきましょう。
タンクは重要、絶対ここを見て!
マグナのビジュアルで最も重要で主張が強いのがこの大きな燃料タンクです。
タンクがピカピカだとバイク全体が映えて全体の印象に大きく影響するのでタンクの状態は重要です!

凹みがあるタンクはけっこう目立ってしまいます。
中古車なので少々のキズには目をつぶりましょう。
大きな凹みがないかをチェックします。
タンクの中身も絶対見て!
タンクの中身のサビ具合をチェックします。
理由はタンクの中にサビが発生してしまうことがあるからです。
錆びているタンクは直ちに故障がでなくても先々に不調の原因になってきますので必ず確認してください。
ハンドルストッパーの破損

ここがハンドルストッパーです。
ハンドルストッパーはステアリングの切れ角を決めるフレームの部位です。
これにダメージをあると酷い場合は事故車の烙印が押されます。
少々の凹みは問題ないですが大きく破損していないかをチェックしましょう。

マグナにまたがって左右にゆっくりハンドルを切ってみましょう。
車体に跨った状態でハンドルを左右に切ってチェックします。
右に切って、左に切って、ハンドルストッパーに当たるまで切ります。
このときに左右のハンドル切れ角度に大きく差がある場合はハンドルストッパーの凹みや破損がある証拠です。
タイヤの状態
次はタイヤですがマグナのタイヤは太くて大きいので価格が少々高いです。
さらにチューブタイプのタイヤですので工賃も少し割高になります。
スクーターと比べるとタイヤ交換料金は倍近くするのでタイヤの状態はあらかじめチェックしておき、減っているものは交換してくれるのか、お金はどちら持ちなのかもはっきりと聞いてみましょう。
フロントフォークの状態
フロントフォークは前輪の車軸とサスペンションを担う重要パーツです。
曲がりなどのチェックも重要ですがサビのチェックを是非してください。

このへんがストロークする部分です。
上の写真は上下にストロークする部分で大きな傷やサビがあるとオイル漏れの原因となります。
フロントフォークのストローク部分にサビが発生していないかは要チェックです!
MAGNA FIFTY まとめ
- マグナの長所は低燃費、超耐久、遊びの幅
- マグナの短所は収納と防犯
- マグナはギア車入門にピッタリ
- 中古車選びはタンク、ストッパー、フォーク、タイヤを重点チェック
以上がマグナ50のご紹介になります。
長文読んでいただきありがとうございました。
Twitterで簡単メンテ法やハウツー動画などなど配信中!
Tweets by Bike_50_125
原付ライダー宛てのお役立ちツイートなので気軽にフォローお願いします!
Follow @Bike_50_125
関連記事