『正しいエンジンのかけ方を知っていますか?』

このページでは・・・原付の・・・

エンジンのかけ方がわからない人
キックスタートをやったことがない人
エンジンがかからなくて困っている人

エンジンのかけ方の基本から、いざという時の応用編まで様々な疑問を解説していきます。

エンジンのかけ方
スクーター編

スクーターのエンジンのかけ方は超簡単!

まずは基本から!

  1. キーをONにする
  2. 左手でブレーキを握る
  3. スタータースイッチを長押し
  4. エンジンがかかったらスイッチを戻す

以上です!簡単ですね!

画像で補足します。

まずはキーをONにします。

するとメーターのランプが数秒光り電源が入ります。

左ブレーキを握ったまま保持します。

右手でスタータースイッチを押します。(セルスイッチやセルボタンなどとも言う)

スイッチは長押し、数秒くらい押します。

エンジンがかかったら離します。

これが原付スクーターエンジンのかけ方基本になります。
簡単なのですぐに試してみましょう。

キックスターターのやり方

バッテリー上がりやスイッチ不良などでスタータースイッチが使えない時、
キックレバーを使った始動方法もありますのでご紹介します。

※バッテリー電圧が弱すぎるとキックでもエンジンがかからない場合があります。

  1. スタンドを立てる
  2. メインスイッチをONにする
  3. キックレバーを出す
  4. 力強くキックする

以上です。これまた簡単です!

スタンドを立てた状態でやります。

キーをONにします。

これがキックレバー。普段はこんな状態。

キックレバーを手前に出します。

レバーに足をのせます・・

”力強く”蹴り落とします!力強くです!

エンジンがかかったらキックレバーはたたんでおきます。

キックスターターも簡単ですね。

よくある勘違いで【ブレーキを握ってキック】と思っている人がいます。

キックスターターはブレーキは握らなくてもかかりますので力強く蹴ることが大事です。

原付スクーターは車種問わず大体同じ

ヤマハもホンダもスクーターなら大体同じ

ご紹介したエンジンのかけ方はスクータータイプの原付では車種問わず共通の方法です。

ホンダ、ヤマハ、スズキの国内メーカーであれば同じですのでお試しください。

エンジンがかかりにくいときの対処法

原付バイクのエンジン

基本のエンジンのかけ方を試してもエンジンがかからない場合の対処方法をご紹介します。

まずは5つのチェックをしてください。

かからない時のチェック箇所5つ

  • ガソリンが”十分に”入っているか
  • ウィンカーが点滅するか
  • ブレーキランプが点くか
  • キックに圧縮があるか
  • 排気があるか

この5つは自分で対処できるかを見分けるためのチェックです。

後半の2つは若干専門的な内容にはなりますがだれでも出来る方法なので試してみてください。

それでは一つずつ解説していきます。

ガソリン十分に入ってる?

当たり前すぎて見落としがちなのがガソリンの残量です。
ここでは”十分に入っている”ことが重要です。

タンクを覗いて液体が少し残っているだけで『入っている!』と判断してはいけません。
燃料タンクは水分混入等の対策のため底に残ったガソリンは使われない仕様になっています。

燃料の量が十分に入っていないとガス欠になりエンジンがかからないのは当たり前です。

対処方法

ガソリンスタンドでガソリンを入れるだけです!

一度ガス欠になったバイクはガソリンを補充してもすぐにはエンジンがかかりません。

ガソリンがエンジンまで到達するまで長めにスターターを使用してください。


※ガソリンススタンドまで行けない人はロードサービス等をご検討ください。

ウィンカー点滅する?

まったく関係ないようですがウィンカーが点滅するかをチェックします。

スイッチをONにしてウィンカーを操作してみてください。

これはバッテリー電圧が充分かを見分ける目的になります。

ウィンカーがしっかり点滅するのでしたらエンジンがかかる程度の最低限の電圧はあると判断できます。

一方ウィンカーが点かない、点くけど点滅せず点いたままでしたらバッテリーが弱い可能性が高いです。

対処方法

【バッテリーが弱い場合は充電か交換】

最近のスクーターはコンピューター制御になりバッテリーに依存するようになりました。

バッテリーが弱いとエンジンが不調になりますので充電か交換をしてください。

 

 

ブレーキランプ点く?

次はブレーキランプが点くかどうかを確認します。

エンジンのセルスターターはブレーキを握っている時のみ作動するようになっています。

そしてブレーキを握っているかを感知するのがブレーキスイッチなんですがそれが機能しているかを確認するため、ブレーキランプが点くチェックをするのです。

ブレーキランプのチェック方法

話が複雑になってきましたので具体的なチェック方法を解説します。

  1. キーをONにする
  2. 左のブレーキを握る
  3. ブレーキランプが点灯するか見る

以上です!
ブレーキ握って点くか確認するだけです。

エンジンキーをONにします。

ブレーキを握ります。

ブレーキランプが点くかを見ます。

ブレーキランプが点かない場合

ストップランプ(ブレーキランプ)が点かない場合はブレーキスイッチが故障している可能性があります。

スイッチが機能していないとスターターは作動しません。

対処方法

【左がダメなら右をためして】

もし左が点かないなら右を試してください。

エンジンをかけるだけなら右ブレーキがかかっていればスターターは作動します。

対処方法2

【セルがだめならキックをためして】

右も左もブレーキランプが点かないなら最後はキックスターターを試してください。

キックならブレーキは関係ありません。
キーをONにして、力強くキックするだけです!

キックに圧縮ある?


ここではエンジンの圧縮があるかを確認します。
昨今の原付スクーターは圧縮がなくなる持病が流行っています。

【カーボン噛み】という病気になります。

圧縮の有無の調べ方

  • キックレバーに足を置く
  • キックをする、ゆっくりと
  • キックの途中で抵抗があるかを調べる

エンジンをかける時のように力強くキックする必要はありません。

むしろゆっくりと降ろすと圧縮感が感じられぐっと足に抵抗があるのがわかるはずです。

レバーを出す。

レバーに足を置く。

ゆっくりとキックを降ろして途中で抵抗感を感じるかを調べる。

圧縮がない場合

キックをしても何の抵抗もなくスカスカにキックが降りる場合はエンジンに圧縮がない事になります。

圧縮がない場合8割方【カーボン噛み】というエンジン内のトラブルになります。

対処方法

【カーボン噛みの応急処置】

カーボン噛みはエンジン内でカーボンが溜まりバルブという部品の隙間に挟まって起こるトラブルです。

挟まったカーボンを取り除けばエンジンはかかりますので強制的にカーボンを粉砕します。

そのための方法は以下になります。
(応急処置になりますので復旧しても再発の可能性があります)

  • セルスターターを長めに押し続ける(10秒ほど)
  • この時セルを押しながら少しだけアクセルを回す
  • バッテリーの電気を使いきらないように10秒ほど休む

この3項目を1セットとして何セットか繰り返します。
運がよければカーボンが粉砕してエンジンがかかるかもしれません。

 

排気ある?

原付マフラー排気ガス

最後は排気があるかをチェックします。

排気がないほどマフラーが詰まるとエンジンはかかりません。

突然排気がなくなるほど詰まる事は通常ないのですが、夏場の時期は奴らが悪さをすることがあります。

マフラー内に巣を作る蜂

当店でも修理経験があるのですが朝乗った原付が夕方帰ろうとしたら動かない。

よく確認するとマフラーから排気が一切ない、完全に詰まっているのです!

もしやと思い排気口から針金でつついてやると出てきました、ハチです!

少しでも排気が出てくればあとは更かしながら針金でグリグリすれば中の虫たちは外に排出されます。

排気の有無の調べ方

  1. メインスイッチをON
  2. ”右手”でブレーキを握る
  3. スタータースイッチを押す
  4. 押しながら左手を排気口に近づける

排気があれば手に吹き付ける排気の感触があるはずです。

対処方法

【排気がない場合】

ためしに針金で排気口の中をつついてやってください。

もし本当に【巣を作られた】だけならすぐに復旧するはずです。

ここまでやってもかからない場合は残念ながらバイク屋さんに相談することをオススメします。

原付エンジンのかけ方 まとめ

  • 基本はスイッチON、ブレーキ握って、スターター長押し
  • キックはスイッチON、レバーを出して、強く蹴る
  • かかりにくい・かからない時は5つのチェックを試す
  • それぞれの対処方法を試す
  • それでも無理ならバイク屋さんに相談

以上が原付のエンジンのかけ方とかからない時の対処法でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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