原付のシートが破れて、お尻が冷たい人は是非ご覧下さい。

シートの補修、カバー、交換など直し方を色々と紹介します!

原付のシートが破れ,
自分でやる対処法とバイク屋でやる値段

 

このページの目的は・・・

  • 自分で簡単にできるシート補修の方法を知る
  • バイク屋でやる修理方法と値段を知る
  • シートを直しお尻が濡れることから解放される

以上の3つになります。
是非最後までお読みください。

簡単!安い!自分でする対処方法3つ

まずは自分で何とかする方法を3つご紹介します。

  1. 補修シートを貼って穴を隠す
  2. シートカバーを被せる
  3. シート本体を交換する

この3つになります。

それでは一つずつ詳しく見ていきます。

1、補修シートを貼る

シート用の補修シートなるものをご存知でしょうか?

この粘着シートはハサミで好きな形、大きさにカットできるので非常に使い勝手がいいです。出典

同じ黒いシートであれば”つぎはぎ みたいに目立つこともないのでオススメです。

ただし耐久性は期待薄

シールを貼るくらいの手軽さで補修ができる反面、耐久性は高いとは言えません。

当店では応急処置的にサービスで貼って差し上げることがありますが半年もすれば一部剥がれてきたりしています。

ただ補修シートは大きいので何度でも切って貼るくらいの気持ちで使えば悪くない商品です。

貼る時はしっかり脱脂をしてください

粘着シートを貼る前にしっかり汚れや水分、油分を落としてからにしてください。

パーツクリーナーや中性洗剤で汚れを落とし、乾いたウェス等で拭く程度で大丈夫です。

丸く切るのがコツ

まずは大体の大きさにシートを切り出します。

破れた大きさと合わせて切ります。

角を落として楕円にしていきます。

こんな感じに丸くするのがコツです。

必要な大きさにハサミで切る時は四角ではなく丸や楕円形に切りましょう。

四角い形だと角の部分から剥がれてきやすいので、角を取った丸や楕円がオススメです。

こんな感じ。応急処置くらいにお考えください。

2、シートカバーを被せる

次はシートカバーを被せる方法を解説していきます。

シートカバーとは破れたシートの上に直接被せるカバーになります。

自分で簡単に被せることができます。

汎用で使えるモノと車種別のモノがある

シートカバーには汎用的に使えるモノと車種専用のモノがあります。

どちらにもメリットデメリットありますのでまとめてみます。

汎用的に使えるシートカバー

汎用的に使えるとは要するにどのバイクにも幅広く使えるモノということです。

それは裏を返せば「サイズ感がアバウトでしっくりこない」ということになります。

つまり車種によってはダボダボ余るし、逆にガッチリ引っ張ってなんとか被せる事もありえます。

生地が薄い

汎用シートカバーはある程度伸びる必要があるので生地が薄めになります。

よって耐久性もけして高くはないと言わざるをえません。

手軽に幅広い車種に使える

メリットとしては幅広い車種に使えますので型間違いなどのリスクが低いことです。

それに被せる作業を楽で、伸びが良い素材なので女性でも簡単に付けられます。

オススメ商品

セプトゥーのシートカバーは比較的フィット性も高いのでオススメです。

生地が薄い分耐久性はそこまで高くありませんので長期消耗品とお考えください。

この商品はサイズMで、標準的なスクーターにはほとんど使えます。

適合車種(2013年 12月現在)イズM●ホンダ●エイプ50 タイプD,クレアスクーピー,クレアスクーピーi,クレアスクーピーDX,クロスカブ,ジャイロX-2,ジョルカブ,ジョルノ,ジョルノスポルト,ジョルノSE,トゥデイ,トゥデイF,トゥデイFI,モンキー,Dio,Dioチェスタ●ヤマハ●ギアパーキングスタンド,ジョグ,ジョグアプリオ,ジョグDX,ジョグ゛FI,ジョグZR,ビーノ,ビーノDX,ビーノモルフェ,ボックス●スズキ●アドレスV50,アドレスV50G,アドレスV100,スーパーモレ,レッツ2,レッツ4,レッツ4パレット,レッツ4バスケット,レッツ4G,レッツ5,e-Let’s,ZZ●

amazonからの引用

車種別のシートカバー

次は車種別の専用サイズのシートカバーのご紹介です。

こちらは汎用性のモノと違って専用設計ですからフィット感は抜群です。

商品によってはシートカバーとは見えない程の完成度があります。

ピッタリだからこその装着の難しさ

装着してしまえばしっくりくるのですがその反面装着には少々の力が必要です。

しっかり合わせながらぐっと強く引っ張る必要があり、力が弱い女性は厳しいかもしれません。

車種が限られる

専用設計になりますので車種ごとに商品があるのですがすべての車種ではありません。

人気車種や定番車種にしか専用シートカバーは販売されていません。

自分の車種の商品がある場合は専用のシートカバーをオススメします。

注意!張替え用シートカバーは買わないで!

シートカバーには被せるだけのモノと、張替え用の2種類があります。

張替え用はタッカー(でかいホチキス)でバンバン針を打ち込んでシートを張り替えるためのもの。

間違わないように注意、被せるだけの商品を選んでください!

オススメ商品

車種は限られますが耐久性やフィット感が良いオススメ商品がありますのでご紹介します。

当店でもシートカバーはよく売れる商品です。

「お金はあまりかけたくないけどみそぼらしいのは嫌」

そんな方にオススメです!

HONDA トゥデイ

HONDA ディオ AF62/68

HONDA ディオ AF34/35

YAMAHA ジョグ SA36J/39J

YAMAHA ジョグ SA16J


国産品 厚手合皮素材! リモコンジョグ/ZR-EVO SA16J 専用設計シートカバー 取り付け簡単 被せるだけの口ゴム式 5KN/CV50

YAMAHA ビーノ SA26J/37J

YAMAHA ビーノ 5AU/SA10J

 

SUZUKI レッツ4


国産品 厚手合皮素材! レッツ4 専用設計シートカバー 取り付け簡単 被せるだけの口ゴム式(CA41A/CA43A/CA45A) Let’s4

SUZUKI レッツ2

※ご自分の車種の型式と照らし合わせて間違わないようにしてください。

3、シート本体を交換する

最後はシート本体をまるごと交換する方法です。

これが一番確かな直し方ですが金額が高くなるのが難点です。

シートは純正品と社外品がある

シート本体も当然専用設計になるので車種別に探すことになります。

シートの部品は【メーカー純正品】と【社外品】があります。

社外品のシートには粗悪品もありますので注意が必要です。

社外品のシートは粗悪品もあるから注意

粗悪品はシートが締まりにくくなったり、ガタつきが大きかったりします。

酷いものは座っている内にシート本体が割れてしまったりするモノもあります。

私のオススメとしてはやはり純正品がよろしいかと思います。

純正品の輸入モノが安くてオススメ

純正品は通常日本のメーカーで販売しているので価格が高いです。

ただ限られた車種ですが純正部品なのに輸入品で安い商品が存在します。

それは日本向けに中国や台湾、タイ、ベトナムなどアジア諸国で作られた部品を日本のメーカーを通さずに現地向けの部品を輸入してきた商品になります。

基本的に日本のメーカーの純正品と同じ製品ですが梱包が雑だったり、検品が緩かったりで若干の質の違いがある場合はあります。

オススメ商品

車種は限られますが純正輸入品のオススメ商品をご紹介します。

YAMAHA ビーノ SA26J/37J

HONDA トゥデイ AF67

HONDA トゥデイ AF61

※純正品と基本的には同じ商品ではありますが梱包が雑だったり日本メーカーの厳しい検品をクリアした商品ではありませんので少々の質の低下は考えられます。その点ご了承いただきお選びください。

以上が自分で何とかする方法3つになります。

バイク屋で直す場合の修理代

自分で何とかするのは面倒だからバイク屋で直す!

そんな方のために修理代の目安をご紹介いたします。

2つの修理方法

バイク屋さんに依頼する場合は以下の二つの修理方法になります。

  1. シート表皮を張り替える
  2. シート本体を交換する

詳しく見ていきましょう。

シート張替え

バイク屋で直す場合で比較的に安価に直す方法はシートの張替えです。

シートベースとスポンジ(あんこ)はそのまま使い表皮だけを剥がして張替えします。

専用の工具と少しの腕が必要ですのでご家庭でやるのは難しい作業になります。


『自分でシート張替えやってみたい!』
そんな挑戦者の人は↑の動画を見てみてください!

シート張替えの値段

車種や使う素材などによって違い、さらに工賃も各店舗によって変わります。

目安として当店の値段をご紹介します。

シート張替え価格
50ccスクーター 4000円~6000円程度

※特殊な車種などはこの限りではありませんのでご了承ください。

シート本体の交換

最後はバイク屋に頼んでシート本体を交換する修理方法です。

この治し方が最も金額が高く、最も確実な直し方になります。

シートが丸ごと新品になりしかま正規のメーカー純正品ですので文句なしです。

シート交換の値段

シート交換工賃は気にするほど高くありません、車種によっては無料でつけてもらえることもあると思います。

本体の部品代が少々高額になります。

シート交換の値段
50ccスクーター 8000円~15000円程度

※ギア車やスクーターでも特殊な形状のモノはこれ以上の金額がかかる場合があります。

 

以上が「原付のシートが破れた」自分でやる対処法とバイク屋でやる値段の解説になります。

自分がどの直し方にするか決まったでしょうか!?

原付のシート破れた まとめ

 

  • 自分でする対処方法は3つ
  • 補修シートは貼り付ける
  • シートカバーを被せる
  • シート交換をする
  • バイク屋で直す場合は2つ
  • シート張替え
  • シート純正交換

価格が安く簡単にすむ方法は耐久性が低くなり、金額をかければその分長持ちする直し方ができます。

お財布と相談し適切な方法を選んで、お尻を冷やす毎日にお別れを告げましょう。

 

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