自分の原付壊れた・・・修理する?買い換える?

 

長年原付に乗ってくると、時に大きな修理が必要になることがあります。
そのような時にふと思います。修理代かなりかかりそうだけど・・
『修理したほうがいい?』
それとも
『これを機に乗り換えたほうがいい?』

もちろん修理代やあと何年乗る必要があるかなどケースバイケースですが、長年お客様に接してきて思うことがありますのでお伝えしたいと思います。

 


以前はどんな原付も修理したほうがいいと思ってました

まず単純に『修理代』と『原付購入代』を比べると
断然修理のほうが安いことがほとんどです。
たとえ中古車を買うにしてもおそらく修理代のほうが安く済むと思います。

なので昔は私自身もお客様に
『治せるなら治して乗ったほうがお得ですよ』
と言っていました。

でも長くお客様と接するなかで修理をしたその後も見ていくうちにそうとも言い切れないなと思うようになりました。

なぜ思い直したか、一番の理由は
『大きな故障をした車両は修理後も故障が頻繁におこる』
そんなケースが多いからです。

 


修理をしたほうが高くつくこともある

もちろん修理をしてその後ノントラブルで走れることもありますが
『この前直したのにまた故障!?』
となっているお客様が多いんです。

修理をした箇所は治っているのですが、
それ以外の箇所が故障、今度はこっちが故障みたいに次々にってことが少なくありません。
『家の家電たちが申し合わせたかのように次々故障する』 あの現象に似ていますね。

バイク屋としては故障箇所が違うので
『今度はこっちか』みたいに思い修理するんですが
お客様としては
『また故障、またまた故障』と修理に区別はありませんので金額的にも時間的にも負担が重なります。

結果『やっぱり乗り換えるわ』となってしまうのです。
決まって思うのが
『あの時乗り換えておけば・・・』
という後悔です。

 


 

高額な修理が無駄にならないために

ではどうしたら後悔なしの『修理』または『乗り換え』の判断ができるのか?

忘れてはいけない大事なポイントがひとつあります。
『修理する』とは今悪い所を直すだけで
『現状復帰する』にすぎないということです。

エンジンが故障した場合のケースを例に説明させていただきます。

【エンジンが壊れて修理代4万円のケース】
長年乗ってきた原付が故障した、エンジンが悪いらしい。
修理代が4万円ですとなった、ただ4万円で買える中古車は・・ない。
そうなると『修理をしたほうが買うより安いね』
と考えて修理を選択する。

ここで勘違いしてしまうのが
『4万円もかけて直すんだから、しばらくは安泰だね』
これがおおきな間違いであることが多いです。
4万円かけて直す内容は、壊れてしまったエンジンを直す修理代のみです。
エンジンが壊れたものを現状復帰させる修理代だけなんです。

長年乗ってきた原付ですから当然いろいろな所に消耗やガタが来ていることが多いです。

  • タイヤは減ってる
  • ブレーキは減ってる?
  • 駆動系のベルト等は磨耗してるか
  • バッテリーも最近弱い
  • スロットルの戻りが悪い。
  • シートも破れているんです
  • スピードが落ちてきてる
  • マフラーもサビが酷くて穴あきそう

このような状況だとしたら、エンジンのみ修理をしても・・・すぐにまた故障して、ここもあそこも壊れたとなることが予想できます。

『4万円もかけて修理してもすべてが直るわけではない』
これを忘れずに検討するのが大切です。

 


 

念のために言わせていただきますが、お気に入りの原付、愛車のバイクであればいくらかかろうが直したほうがいいと思いますし、お力にになりたいと思います。
『使える物は直して使う』この考えは素晴らしいですし、私もそう思います。
今回はあくまでもコスパを重視した記事になりますので、その点ご了承ください。

 


 

後悔しないための見積もり

では具体的に上のような状況になった場合にどうしたらいいか?ひとつおすすめの方法があります。

上のケースのように長年乗っていた原付エンジンが故障して修理代が4万円の場合、ここでバイク屋さんに依頼するのが・・
『エンジン以外にも悪い所全部直したらいくらかかりますか?』
これです!この見積もりをだしてもらう。ここで出される見積もりが比較するべき金額になるはずです。

『エンジン以外に悪い所ないよ』ってなることもあるでしょうし、『あそこも、ここも、あっちも、こっちも・・・うーん8万くらいかかりそう』となることもあると思います。ここで『8万円かけてしっかり直すか?』『これを機に乗り換えようかな?』と、先々も見越した現実的な比較検討ができると思います。自分なりの損か?得か?境界線が見えてくるはずです。

キーワードは
『悪い所全部直したらいくらかかりますか?』
これです。

 


 

長文になってしまい申し訳ありません。
最後に気をつけてもらいたいことがひとつあります。
それは『バイク屋の思惑があるかもしれないと用心する』です。

もし新車を売りたいバイク屋であれば新車乗り換えを勧めてくるかもしれませんし、
修理がメインのバイク屋さんはとにかく修理を推してくるかもしれません。
中古車販売のバイク屋さんならちょうど「入ったこの中古車が」とか言ってくるかもしれません。


 

信頼できるバイク屋さんに相談するのが大切ですが、
やはり最後は冷静に自分で判断しなければいけません。
金額と自分の使用状況や年数、自分はどうしたいのかなどをよく検討して
後悔しないような選択、決断をしてください。

原付バイク専門店 仙台東ライダース